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チェルシー超特急!

オタク女・蘭野裕の日記。気ままに漫画や小説や映画の感想を書いてます。岩代俊明作品にハマリ中。※同人・腐女子要素あり
by rann-no
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PSYREN CALL.102"毒蛾" 感想 WJ10年07号

来週の月曜がとても楽しみです。



カラー見開きの右頁と左頁でドリフト(辰央含む)&チルドレン VS W.I.S.E
(現代では未加入、未来では故人のドルキさんも居させてあげて!)
…などと妄想していますが、欲張り過ぎかな…

遊坂のPSIは、自分の身体を霧と化して、その霧を自在に操るようです。
直前に毒物を摂取すれば霧は毒ガスとなる。
前作を読んだ人しかわからない喩えですが、
プラチナの「身剄融合」に毒ガスを混ぜたような感じ。
アゲハが撃ち抜いた"偽者"は、"霧"から創り出した分身のようです。
(だとしたらある意味では本物で、前作(ry)「天使の五重奏」(ry))
しかしなんとリスキーな。
サルファマスタードを注射するときの苦悶の表情。
自分が助かる方法があってしている事と思いますが、
(たぶん霧から元に戻るときに毒の成分は融合せず遠くへ飛ばすとか、
 特殊な訓練によって毒への耐性を身につけているとか)
この時点ではモロに汚染されているわけで…。
あの、遊坂も苦痛を快楽にすりかえる感性のひとですか?
まさか弥勒にとって第2の清忠兄さんじゃないでしょうね?

祭や射場の斑点は、遊坂のPSI粒子が付着している、
といったようなことなのでしょうか?
同時に発症した事から、
一度仕込んだ相手には遊坂の好きな時に発症させられるようです。
アゲハは遊坂を殺せば解除できると思っていますが、その点は不明。

皮肉にも遊坂から、弥勒に「生かされていた」ことを知る射場。
死ぬまで目を背け続けるのではなく、弥勒の罪を止めるために
自分の立場で出来ることをしたと感じているようでした。
弥勒を滅ぼす結果になるかも知れなくても…。
愛情と呼ぶには弱々しい感傷かもしれない、
弥勒が射場を殺さなかった本当の理由はまだわからない、
でも彼らなりの絆があったようです。
弥勒達を照らす満月が、もの哀しいです。


それにしても、弥勒の周りの人がみんなどこか壊れてるのは、
類友なのか、弥勒が壊したのか…

ところで、遊坂のPSIで具現化され、
今回のタイトルにもなっている「毒蛾」。
「蝶」と「蛾」はおなじ鱗翅目で明確な区別はないそうで、
仏語や独語では「蛾」を区別するときは「夜の蝶」と言うそうです。
で、主人公の名前は「夜科アゲハ」。
アゲハと遊坂は、対比されているようで実は似ているという暗示でしょうか。

アゲハは根っこの所では生きるって素晴らしいと思っていそうな人なので、
厭世観や選民思想にハマって引き返せない所までイってしまうことは無さそうに思えます。
けれど、普通の人のダメなところをイヤというほど見てしまったから…。
(雨宮をいじめる同級生女子、初ドリフトの人々の争い、第2ステージの群集の愚かさ、
 グリゴリの非道、保身を真っ先に考える射場の弱さなど)
アゲハは世界を救う力と機会と使命を持っている人ですが、
モチベーションもきっかけも雨宮を助けたいという事にあります。
雨宮が先にカードを使い切った後か、
取り返しのつかないほど傷つけられた時が、
アゲハの精神的な危機かもしれません。
ダークサイドに片足突っ込んでもいいから(!?)必ず戻って来い。

また、ダメじゃない普通の人の活躍も見たくなりました。
ルートの一般人は、今のところ大人チルドレンに守られる存在で、
頑張って生きているけれど話に絡む気配があまりないですが…
あれ…じゃあ単行本最新刊の舞台あたりが希望の星なわけ……?



<考察という名の妄想:元老院について>

星将たちの現代の姿は既出なので、遊坂は元老院でしょうか。
しかし私にはどうも、元老院は弥勒1人しかいないのでは、と思えて仕方ありません。

建前上は、星将より重要なメンバーが複数いて元老院を構成している、
と考えるのが妥当そうですが、
弥勒とグラナのエピソードを見た後では、
弥勒にとって彼より信頼しあってて重要な仲間なんているの!?(反語)てなもんです。
(最初からついて行ったのはジュナスだけどね… いいもん理子がいるもん)
イヤな言い方をすれば、グラナに対して、上の地位にいながら
全権委ねてもいいほど信頼してるのは弥勒だけかもしれません。

さらにイヤな考えですが、
百歩譲って元老院のメンバーが複数いるとしても、
ボスの弥勒以外は実権のない名誉職、ということはないでしょうか。
弥勒はグラナ以下星将たちと信頼関係を持っているが、
元老院の面子には必ずしもそうではなく、
何らかの理由で側に置いて監視したい対象を元老院にしているとか。

<自分用メモ>
消息の分からない実験体が気になります。
第1次実験は01号グラナの脱走によって中断されましたが、
もしかすると、第2次実験が開始される時、
("外"での生活の保障と引換えに?)グリゴリに協力した元実験体がいて、
その"元実験体"も弥勒の復讐の対象なのでは?
それが犬居兄だったらどうしよう

どこかに既に書いたかもしれませんが、
グリゴリに力を貸すPSI使いはもっと早い段階から居たのかもしれません。
たとえば、実験体に自由にPSIを使わせないためのヘッドギアは
PSI使いの協力がなければ開発できなさそうです。



<VOMIC 1/22放映>
電話の女の声が予想よりカワイイ系でした。
この頃はまだ声の主が不明な時期だから丁度良いのかも。
あくまで夢ですが、アニメ化されて07号役の声優が演じるとなったら
声や口調がまた違った感じになるかもしれません。
罵倒セリフの最もお茶の間に不向きな箇所はカット。
アゲハの怒りの声は丁度良かったと思います。
by rann-no | 2010-01-22 23:57 | +PSYREN

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